リガ旧市街滞在2日目。
朝から雨でした。
・・・実はうっかり折り畳み傘を忘れてしまった私。
ゴアテックスの上着があるから何とかなるだろ~と思っていましたが
それだけではやばいのかもしれないというくらいの雨。
しかも前日のこってりメニューが良くなかったのか、
早朝から腹痛で目が覚める始末。
困った。
この日は野外博物館に行く予定でしたが、
この体調だとバスや電車に乗るのはきつい・・・。
(行きたい時にすぐトイレに行かれないので)
とりあえず朝食会場に向かいます。
小さなホテルなので(おそらく周辺のホテル共同の)朝食会場が
すぐ近くにあります。
でも全然食欲がないので飲み物だけ。
あー、美味しかったのに、翌日こんなになるとは、悲しい。
天気もひどいしお腹もなかなか良くならない。
野外博物館に行くために朝8時半には出られるようにしようと思っていたのに、
ベッドとトイレの往復で時間が9時、10時とどんどん過ぎていきます。
・・・残念だけど野外博物館は諦めて別のプランを考えることに。
結局お腹がどうにか落ち着いたのが11時過ぎ。
しかし外は結構な大雨。
寒いのでサンダルで出るわけにもいかないので
足元が悲惨になる覚悟でスニーカーを履いて出かけます。
ラトビアのチョコレートメーカー・LAIMAの時計塔。
写真の様子で天気が悪いのがよく分かります。
これでもちょっと雨が弱まって、おっこれなら
レインコートのままで行けるんじゃない?とか思ったのが
大きな間違い。
この時点で傘買えばよかったのにねぇ・・・。
この日は結局歩いてこのLAIMAのチョコレート博物館に行ってみました。
トラムに乗ればいいものを、途中でお腹が痛くなっても
すぐカフェに入れるようにと、あえての徒歩移動。
日本なら、都内ならまだいい。言葉が通じるし駅にはたいていトイレがある。
でもここは勝手の違う外国、トイレもすぐ見つからない。
・・・国内外の旅行の時はいつもそうですが、
私の場合持病と付き合いながら旅行をする際の一番の心配事はトイレです。
同病の方はこれが怖くて旅行に行くのが心配という方もいらっしゃいます。
私はいわゆる寛解状態ではありますが、それでも常に
”今ここでor5分後にお腹痛くなったらどうするか?”を考えながら行動してます。
・・・なので都市部でないと、なかなか行こうという気になれません。
なので、どこを歩く時もめちゃくちゃ周りのお店をチェックして
(よし、あとでお腹痛くなったらこのカフェまで戻ればOK!)とか考えています(笑)
もう15年以上こんな生活なので自分はすっかり慣れましたが・・・。
そんなことを考えながら、30分ほど歩いてLAIMAに到着。
工場も併設されているので、入る前から甘い香りが漂います!
無事についたという安ど感と香りでテンションUPです。
建物自体はそこまで大きなものではないのですが、展示が充実しているし
もちろんショップも併設されています。
エストニアのKALEVと同様、チョコレート1粒から量り売りがあるので
おやつでオフィスで配るのにもちょうどいい!
もちろん袋単位での販売もあります。
ケーキも売っていて、元気だったら食べてみたかったな・・・。
チョコレートの香りをかいだのが良かったのか体調もちょっと回復してきたので、
帰りはトラムに乗って帰ることに。
Googlemapで駅を調べて行ってみると、すぐそばに手芸屋さんが。
入ってみるといかにも街の手芸屋さん、といった佇まいの内装で
おばあちゃん2人がお店番。
棚を見てみるとSoutacheのコードを発見!
見せてもらって、エストニアで買わなかった色をここでちょっと買い足し。
2人とも英語が全く通じず、筆談で欲しい長さや価格を確認して
無事購入できました。
大きなお店でなくてもSoutacheのコードが売ってるんだな~
いいな~。
ホテルに帰る途中でもうどうにもならなくなって折り畳み傘を買い、
ついでに少しお腹が空いたので
近くのHESBURGERでかなり遅めのランチ。
15年位前にフィンランドに行った時に知ったHESBURGER。
日本には一度も進出したことがないはず。
めちゃくちゃ久しぶりに見たのでちょっとテンション上がりました。
ま、普通のハンバーガーショップなんですけどね・・・。
そして再びセナークレーツに行って 前日から買おうかずっと迷ってたエストニアのベルト織りの本を購入。
編み物だけでなく織物も伝統的なスタイルがあり、
模様好きな私としては見逃せない!
でも織物はなかなか難しいです…実は帰国後すぐにベルト織り機を買ってチャレンジしてるんだけど
まず準備に時間がかかるし、模様にするための織り方も
糸を一本ずつ選んで作業していくのでこれまた時間があっという間に過ぎていく…
(でも楽しい)
この日がリガ滞在最終日でしたが
体調が悪かったためいろいろ心残りの多い1日でした。
野外博物館は、また次回。
Comments