世間はコロナ禍でなんだか大変なことになっていて、
楽しい旅の記憶を整理する余裕もなかなかない感じ。
ほんの一年前にこんな旅をしていたなんて嘘みたいな今日この頃です。
ほんとだったら今年の夏はウラジオストクに行く予定でしたがキャンセル。
来年の春あたりにどこか行けるといいな…と考え中です。
さて。
リエパーヤでの目的。
それは琥珀を拾うことです。
バルト三国はそれぞれの国の海に面している土地があるので
琥珀のお土産をよく見かけます。
バルト海の資源として琥珀が豊富なのですね。
旅の準備としてバルト三国のことをいろいろ調べているときに偶然『リエパーヤでは琥珀が拾えるらしい』という情報を入手し、
これは行くしかない!と。
他にもロシア正教の教会とか、見たいものはいろいろあったんですが
メインは琥珀拾いです。
遠い異国で遥か昔の大陸の産物と巡り合えるなんてめちゃくちゃロマンチックじゃない…?(うっとり)
一泊しかしないのでダラダラする時間ももったいなく、すぐに出発。
なかなか暑いのでアイスを食べて気合いを入れます。
もうここまでくると頼りっぱなしのGoogle mapにて行動ルートを検証。
まずは先に旧軍港地区にあるロシア正教会の大聖堂を見に行きます。
経路で乗るバスを探して乗り込みます。
リエパーヤの路線バスは、どれも小さいマイクロバス。
10人くらいしか乗れないのもあります。
ティルズニエツィーバス運河を越え、しばらく行くと旧軍港地区。
ソ連時代の建物が教会の他にもいろいろと残っています。
軍港刑務所なんてのもあるんだけど、ひとりで行くのはおっそろしい…。
さて、最寄りのバス停に到着。
建物もなければ人もいない。
リエパーヤ自体にあまり人がいないからなのか、それともここまで来る人はあまりいないのか…
とりあえずGoogle mapを頼りに歩き進みます。
すると突然、
どどーん!
急に大きな教会が。
そしてやっぱり誰もいない。
なんとゴージャスな外観。
中は撮影禁止だったので写真はないのですが、歴史を感じさせ重厚な造り。
お祈りしている方が数人いたくらいで、とても静かでした。
中はそこまで広くはないので、ぐるりと見て回り、思い出として売店でイコンを買いました。
再びバスに乗り、今度は海岸に向かいます。
最寄りのバス停から、またもや住宅街のようなところをてくてくと。
公園の一部に海岸があるようで、曲がりくねった道をひたすら海に向かって歩き続け…
着いた〜〜!
ちょっと日が落ち始めてるからわかりにくいけど、真っ白な砂浜!
きっとバカンスシーズンにはもっと人がいるんだろうな〜とは思うけど、
それでもカップルや家族連れで賑わってました。
その中に水着でもなく、旅行用のカメラとリュックを背負った私は完全に浮いてたわ…。
それでも負けずに波打ち際までやって来ました。
このどこかに琥珀が…!
どこにあるかな〜〜〜
これは小さな貝殻。
さらによーく目を凝らすと…
‼️‼️
‼️‼️‼️
手のひらについてる爪痕がすごい。
興奮度合いがよく分かりますね。
ちなみに、嵐の翌日にはよく立派なのが打ち上がるとかなんとか。
大きいのが拾えるとかは全く期待しておらず、更にはほんとに拾えるかも半信半疑だったので
それらしきカケラを見つけたときはめちゃくちゃ嬉しかったです。
しかし、あまりにも小さすぎて、デニムのポケットに入れてたはずなのに半数はいつの間にかどこかへ行ってしまいました…
満足したのでノンアルコールのモヒートとカルボナーラでお祝いです。
2019ねん8月頃はちょうどプラスチックのストローを無くそう、という話がだんだん盛り上がってきた頃だったんですが
ここで初めて紙製のストローを使いました。
なかなかひとりで入るには勇気のいる外観のお店でしたがとっても良い雰囲気で美味しかった😋
リエパーヤはぜひ、バカンスシーズンにまた行ってみたい!
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