さて、前回書きました手芸屋さんでの充実したお買い物の後は、いよいよタリンからパルヌへと移動です。
初めてのバルト三国訪問で、エストニアに滞在できる日数は3泊。
ずっとタリンに滞在することも考えたけど、どうせなら別のところにも行ってみたいな〜、
できたら翌日のライブのためにものんびり滞在できるところ…
と思って決めたのがリゾート地として知られるパルヌ。
エストニア第二の都市と言われるタルトゥも行きたかったですが、
きっと観光で疲れ果ててしまうと思ったので、次回のお楽しみということに。
タリンのバスターミナル。
入り口に止まっていたクラシカルなバスはきっと昔走っていたものでしょうね。
バルト三国は国内、国際ともにバス移動が発達しています。
今回の旅でも長距離移動はほとんどバス。
バス会社もいろいろありますが、タリン→パルヌの移動では他の方の旅行記でも評価の高かったLUX Expressesを選びました。
Wi-Fi&各席にモニター付き、ドリンクも飲めるしトイレも付いてるという
至れり尽くせりの設備です。
お腹の調子がいつどうなるか分からないクローン病の私としては安心!
予約は前もってWebサイトでもできます。
当日バスターミナルで購入することもできるけど
日程が決まってるなら前もって購入したほうがお得かも?
今回のバス料金、早い時期にサイトをチェックしたら
キャンペーン価格でなんと2ユーロ(通常なら7ユーロ程度)で購入できました。
バスターミナルにはコンビニもあるし、
座って待機できる場所もあるしかなり快適。
ターミナル内のトイレは有料でした。
ちょうどお昼時だったので
サンドイッチを買って食べながらバスを待ちます。
バスはほぼ時間通り。
パルヌまでは約2時間の距離です。
お腹が痛くなることもなく無事に到着!
パルヌは他の都市に比べてホテルの選択肢が少なくて、
海辺の方に行けば高級ホテルがそれなりにあるものの、
一泊だしターミナルから近い方がいいな〜と考えて決めたのが
見るからに年季の入った建物(1926年に建てられたそう)です!
もちろんエレベーターはなく、急な階段を3階まで荷物を持って登っていきます。
うう、せめて2階をリクエストすれば良かった…
そして入った部屋が↓
せまっ!!
えっなにこの狭さ!?
トランク広げる場所がないんだけど〜😫
ちなみにここの宿泊料金、今回の旅の中でトップクラス。
それでこの狭さか…
ベッドもパッドを積んで作ってあって、
背もたれも何もない!
もちろん冷蔵庫もない。
サウナもない。(Webサイトにはあるってあったのに使ってないと言われた)
もちろん浴室はシャワーのみです。
チェックインして一息ついたら、ホテルの周りをうろうろ。
近くにはおしゃれなレストランやカフェがある通りがあります。
人はそれなりにいるけど、タリンよりはのんびりした雰囲気だなー。
休憩のためにカフェに入りました。→sooriku bar
ここはドーナツが有名だそうなのですが、ケーキが食べたかったのでケーキをオーダー。
飲み物はもちろん紅茶で、ここでもミルクが欲しいと言うとまたもや「ミルク!?」と不思議そうな顔。
しかしここで遂に、なぜそんな反応をされるのかとハタと気付くのです。
ミルクを貰った後、店員さんが言いました。
「そうよね、イギリス人はいつもミルクティーを飲むんですもんね。」
…一瞬、なんでそんな事言うのかな?と思いました。
…あ。
もしかしたら、こちらの人達はもともと「ミルクティー」を飲まないのかもしれない、
と(やっと)気付いたのです。
そして私はアイルランドと日本のミックスなので、店員さんは私のことをイギリス人だと思ってそんなことを言ったんだ、とも。
観光客の人数的にイギリス人のほうが日本人よりも見慣れているのかもしれませんね😅
その後ちょっと調べてみたところ、まずロシア辺りではミルクティーは飲まないそうです。
レモンを入れたり、ハーブティーを飲んだりするとか。
フィンランドも昔行ったときにハーブティーばかり見かけた記憶があるので同じかな?
バルト三国も、その文化が入ってきているのかもしれません。
さらにどちらかと言うとこちらではいわゆる紅茶よりハーブ/フレーバーティー、
コーヒーがよく飲まれるようなので
私が普通だと思ってた「ブラックティー(紅茶)にミルクを入れて飲む」のは
むちゃくちゃ珍しいことなのかも。
この日を境にカフェで紅茶を飲むときは
ハーブティーにチャレンジするようになりましたとさ。
のんびり散策した後は早めにレストランに入って軽く夕食。→vorstid&vahvlid kitchen
立派なタコの唐揚げが入ったサラダ!
1人で入るにはちょっと勇気のいる雰囲気だったけど美味しかったからよし!
お酒が飲めないので炭酸水で。
翌日はいよいよリガに移動、Rammsteinのライブで
Comments