無事にタリンに着いてホテルへと向かいました。
今回宿泊するホテルはタリン駅すぐそばにあるエコノミーホテル。
トラムの駅のすぐ前で分かりやすいです。
見ての通り二階建ての小さなホテル。
建物は相当古いものですが、もちろん中はリノベーション済み。
朝食は別料金で付けられますが、近くに市場などもあるしここで食べなくてもいいかな~と素泊まりプランにしました。
部屋は狭いです。
トランクを開けるスペースはなんとかあったけど。
でも今回は1人だし、2泊しかしないしこれで充分でした。
むしろ市場や旧市街に歩いて行ける位置で便利だったのでとても良かった!
ただしエレベーターなんて近代的なものはないので、
荷物を持って階段をのぼらなくてはなりませんが・・・
(タリンのホテルに限らずほとんどのホテルはエレベーターなしでした)
初日は飛行機も遅れたし、空港からトラムに乗るときに乗り換えでちょっと手間取って
結局ホテルに着いたのが23時近くだったのでそのまま就寝。
翌日早速朝ごはんを食べに&観光のためにタリン駅の近くにある市場へ!
入り口部分の屋外スペースには、青果やはちみつなどを売るお店が軒を連ねていました。
日本じゃ見たことのないフルーツがたくさん!
値段も安いので何か買ってみよう~とうろうろして買ったのがこちら。
大好きだけど日本じゃなかなかお目にかかれないブラックベリー。
そして謎の赤い果物(笑)
のちに赤カシスだと判明しましたが、買った当時は英語表記があるわけでもなく
店員さんも英語が分からない人だったのでジャケ買いみたいなものです。
生のカシスってほとんど見たことがなかったから全然わからなかった!
ちなみに赤カシスは枝が一本通っててその周りに実がなっているので、
食べる時は名古屋の手羽先を食べるがごとく
枝ごと口に入れて抜きながら身を食べる感じが一番食べやすかったな~。
それが正しい食べ方なのかは謎だけど・・・。
もちろん青果店だけでなく、様々なお店が市場の中にあります。
一番左の写真は、エストニアといえば黒パン!を焼いているお店です。
エストニアの黒パンはちょっと独特です。
実は私はライ麦パンなど酸味の強いパンはちょっと苦手なのですが、
エストニアの黒パンはとても穏やかな酸味で、
それに負けない甘味・旨味がぎっしり詰まっててすごく美味しい!
ものによってはドライフルーツや穀物が入っているものもあったりして、お店ごとに違う!
食事にもとても良く合います。
私はサワークリームをつけて食べるのにはまって、
他の滞在地で料理に黒パンが出ると必ずそうやって食べていました!
このお店の黒パン、買って帰りたかったんだけど賞味期限が一週間・・・
じゃー日本には持って帰れないな、と断念。
真ん中の写真はチーズショップ。バルト三国はそれぞれ乳製品の生産が盛んなので
どこに行っても大量のチーズを見かけました。
このお店はセレクトショップのようなスタイルで、中にはこんな着色したチーズ(たぶんハーブとかで着色している)も売っててびっくり。
右端はエストニアのチョコレートメーカー、Kalevのショップ。
こちらのチョコはスーパーなどでも見かけるのですが、直営店では
アウトレット品っぽいチョコの詰め合わせがあったり、量り売り商品があったりするので
いろいろ買いたい場合は直営店に行くのがお勧めかも。
(ちなみに私はここで大量にチョコを買い、その後ラトビアとリトアニアでもチョコを買い、お土産の半分はチョコというすごいことになりました)
ベーカリー・カフェも数軒あるので、簡単にパンと紅茶を注文して朝ごはん。
(日本のラーメン屋さんも出店しててびっくり!)
ちなみに、コーヒーはきちんと入れてくれるところが多いにもかかわらず
紅茶はたいていのカフェではティーバッグです。
注文するとお湯の入ったカップをくれて、ここ(ティーバッグ置き場)から選んでね!
というスタイル。
で、私はいつもミルクティーで飲むので「ミルクくださいな」というと
『(゚д゚)!え?ミルク!?』
と驚いた様子のカフェのおばちゃん。
え、私なんか間違えた言い方したかな・・・?と焦ったのですが、とりあえずミルク出してくれたので
おとなしくミルクティーにしていただきました。
なんでこのおばちゃんが驚いたのかは、この後数回”ミルクティー”を注文することで明らかになっていくのですが。(と、前回も書いたのにさらに話を引っ張る私・・・)
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