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stella

バルト三国ひとり旅④タリン編 手芸屋に沈む

早いものでエストニア3日目、タリン滞在最終日です。

この日はお昼過ぎのバスに乗ってパルヌへと移動します。

その前にカフェに行って朝ごはん。

ふふふ、こんなものを朝ごはんに食べられるのもひとり旅の醍醐味です。

子供には絶対に見せられない(笑)

ホテルから旧市街に歩く途中で一番早くに開いているカフェだったので。

甘いケーキもベーシックなパンも一通り揃っています。


ホテルに戻って荷造りをしたらチェックアウトして目の前に駅があるトラムに乗って

まずはバスターミナルのある駅へと向かいます。


ところで、これはエストニアだけでなく3か国ともに思ったのですが・・・、

トラムなどの交通網が発達していて便利ではあるのですが、

乗降口の階段が急すぎてトランクと一緒に上るのが大変!

最初のころは荷物もまだ軽かったからいいけど、最後のほうはかなり苦労しました。

道路も石畳が多いし・・・。


ホテル目の前のトラム停留所(Balti jaam)からバスターミナル最寄りの停留所(Bussijaam)までは乗り換えも無くて楽ちん♪

パルヌ行きのバスはお昼過ぎの出発ですが、その前に寄っておきたいところが

あったので早めの出発、そしてトランクをコインロッカーに預けて

手芸用品屋さん巡りスタートです!


滞在日数の少ないエストニアで絶対にしておきたかったのが

手芸用品屋さんに行くこと。

編み物をはじめ伝統的な手工芸が盛んなエストニア、

絶対に充実しているに違いない!と前もってネットで探しまくった結果

少なくとも2店舗あることを突き止めました。

ひとつ目が『ABAKHAN』

ここはエストニアだけでなくラトビアにも店舗があり(それにイギリスにもある様子)、

まぁここで行きそびれてもラトビアで行けばいいかな?という感じ。

対して『KARNALUKS』は1店舗しかなさそう。

しかもこの2店舗、面白いことに所在地がほとんど同じところ。

まずはKARNALUKSのほうに行って、時間があったら

ABAKHANに行ってみることにしました。


いったんバスターミナルからトラム停留所のほうに戻り、大通りをひたすら歩きます。

10分ほどでABAKHANの看板が見えました。

いやでも、私が行きたいのはKARNALUKSのほうなんだよな・・・。

地図を見ても場所は間違っていないけど、看板も何もないので入口がどこか分からない。


ビルの周りをうろうろしていると、おそらくKARNALUKSから出てきたであろうご

婦人に話しかけられました。

でもエストニア語だからわからない!

戸惑っていると『Fablics?KARNALUKS?』と聞かれたので『YES!』と答えたら

入口を教えてくれました。

通り沿いに建つ建物の向かって右側に入っていったところに入口がありました。

看板もないし、これじゃ分からないはずだわ~。

というか逆にこの目立たない佇まいに(私入れるのかな・・・もしかして会員制とか?)と

ちょっと不安になったりして・・・。


ドキドキしながらドアを開けます。

すると、静かな店内にありとあらゆる手芸材料がぎっしり!



日暮里の繊維街によく行くので布がたくさんある風景には慣れているつもりでしたが・・・、すごい迫力!天井まで布がびっしり!

もちろん布売り場はここだけではなく、数倍の広さがあります。



ボタン売り場。

グラデーションになるようにディスプレイされてて美しい~。


普段はあまりお裁縫はしないため、布売り場とボタン売り場は比較的冷静に見ることができたので写真なんか撮っちゃいましたが、

毛糸売り場はだだっ広い売り場にただひたすら毛糸が積まれていて

始めてみる光景で興奮してしまいました!!

ベーシックな毛糸はもちろん日本でもそれなりに手に入りますが、

私が欲しかったのは編むだけで自然とボーダー柄になる、靴下専用の毛糸。

これも日本でも買えないわけじゃないんですがどうしても輸入もの中心になってしまって

しかもお高い。1000円/ひと玉以下はほとんど見かけません。

でもここだと6ユーロ(だいたい720円くらい)~!


そしてそして、今回の狙いは今私がちまちまと作っているSOUTACHEで使うコード!

これもまた日本ではなかなか手に入らないし、色のバリエーションも少ない!

何より手に入れる手段もネット中心なので実物を見て買えない!

エストニアでSOUTACHEがどの程度盛んかは知らないけど、まぁヨーロッパの技法だし

日本よりはましだろ~と思ってなんとかお店の人に場所を聞いてみると・・・、


専用の売り場が!

しかも色もすごいいっぱいあるー!!

(そしてここもまたグラデーションになるようにディスプレイされている)

ほんとは全色片っ端から欲しいところだけど、ちょっと落ち着いてから好きな色や手持ちと被らない色をチョイス。

で、商品に1mあたりの値段が書いてあるんですが、めちゃくちゃ安い。

日本で買うよりも半額、いや70~80%安い。

最初書いてあった値段が1mじゃなくて10cmなんじゃないかと思ったくらい。

恐るべしエストニア。


その他レースもあったし、ビーズやアクセサリーパーツもあったし、

もう無いものはないんじゃないか!?という充実ぶり。

結局ここでの滞在時間が長すぎて、もう一軒には行けませんでした。

買ったものは靴下用の毛糸2種類と、ソウタシエコード・・・80mぶん。

何色あるのかはもう数えられません(笑)↑一応濃いめと薄めとか分けてある


エストニアに行く手芸好きな方は絶対行ったほうがいいと思う!

いや、手芸が好きでなくても行って欲しい・・・


お次はパルヌ編です。





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